AsIs北川姫子の、魅力に「ピント」vol.2 ゲスト:矢吹寧々(Devil ANTHEM.)
AsIsの北川姫子が、気になるアイドルの魅力にカメラを向ける連載『AsIs北川姫子の、魅力に「ピント」』。vol.2のゲストは、Devil ANTHEM.の矢吹寧々。北川自らのカメラでの撮影「マイカメラで、撮ってきたがわ」に続き、アイドル同士だからこそ聞ける質問コーナー「気になるお話、聞いてきたがわ」を実施した。歴史あるグループに未経験で加入した苦労や、先輩との距離の縮め方、ステージ上での自分の見せ方まで、共通点の多い二人がじっくりと語り合った対談の模様をお届けする。


矢吹:普段、こんな風にカメラで撮ってもらうことがあんまりないので、なんかすごく新鮮で楽しかったです!
北川:ありがとうございます〜!今日は初めましてで、しかも私がずっと前から気になっていた方だったので、もうめちゃめちゃ緊張してて。この連載が決まってからもずっとメンバーに「寧々ちゃんに声をかけてみたら?」って言われていたので、実現できて本当に嬉しいです。撮影前にもいろいろお話しさせてもらったんですけど、似てるところがとにかく多くて、これから仲良くなれたらいいなってすごく思いました。
矢吹:仲良くなりたいです!
北川:年も一つ違いだし、目標はタメ口で話せるようになることです(笑)。


「追いつきたい」努力の積み重ね
北川:さっそくなんですけど、質問させてください!寧々さんはDevil ANTHEM.さんという歴史あるグループに加入されて、先輩に追いつこうって意識して取り組んできたこと、今も続けてることがあったら知りたいです。
矢吹:10年以上活動してきたグループに、アイドル未経験で、しかも歌もダンスも得意じゃない状態で入らせていただいたので、努力しないと追いつけないなってずっと思っていて。学校に行きながら時間を見つけてスタジオを借りて練習したり、休憩時間とか移動時間とか、隙間時間を見つけてダンスの動画を見たり。自分のレッスンの歌の録音を聴いて、先輩方の音源とどこが違うのかなっていうのを探したりもしてました。個人的にお願いしてレッスンも増やしてもらったりして。それでもまだ全然追いつけてないんですけど……。
北川:配信で寧々さんが最初に30、40曲覚えたみたいな話をされてて。
矢吹:私が入るってなったときは確か30~40曲くらい「一旦覚えてね」って言われて。歌に関しては1ヶ月で全パート歌えるようにしてって言われて、先輩方と合流するまでの半年間はずっと全パート歌って踊るっていうのをやってました。
北川:じゃあその半年間で30~40曲入れていった感じなんですね!
矢吹:そこからまた立ち位置とか新しいものを覚えていって。大変だったのは、先輩方のレッスン動画を見て振りを覚えていったので、自分の立ち位置がどこになるか分からないまま覚えちゃって、実際は反対の向きだったりしたことです。ダンス苦手な私にとってはすごく大変でした。
北川:覚えるコツみたいなの、掴めていきましたか?
矢吹:まだ振り入れしてない曲を新しく覚えるときは、前よりは早くなってきたと思います。動画で見て覚えるのはちょっと苦手で、実際に対面で先生とか先輩方に教えていただく方が馴染むのが早くて、そっちの方が得意だなとは思います。


加入したときに教わったこと
北川:加入されたときに、先輩から「Devil ANTHEM.さんっていうのはこういうライブの作り方だよ」とか「こうしていってほしい」みたいな教え、印象に残ってる言葉ってありますか?
矢吹:とにかく本気で全力で頑張る感じですね。私は結構、自分ができてない、追いついてないっていうのでマイナス思考になっちゃうことが多かったんですけど、「そういうの一旦不安とか忘れて、笑顔で全力で楽しんでくれればそれでいいから」って言ってくださったのがすごく印象に残ってます。
北川:優しい……!グループの雰囲気を見てても、寧々ちゃんがすごく愛されてるなって感じます。悩み事とかあったら相談したりするんですか?
矢吹:私は結構一人で抱え込むタイプなんですけど、まず帰って両親に相談することもありますし、メンバーそれぞれと1対1でご飯に行く機会があって、そういうときに「実はこういうこと思ってて」って相談することも多いです。
北川:えー!私も一人で抱えるタイプだから、似てます!つらくなったりしません?
矢吹:レッスンでつまずくことが多くて、新しい振りとか覚えるときにやっぱり基礎も習ってないからできなくて。それが悔しくて、帰りの電車でずっと泣いてるとかもよくあります。
北川:今でもですか?
矢吹:今です(笑)。
北川:そういうとき、先輩方が気づいて声かけてくれたりするんですか?
矢吹:最近すごく声かけてもらえます。先輩方って、困ってるときにすぐ助けるっていうタイプよりかは、本当にどうしようもないときに助けてくれる感じで。それまでは自分で成長してほしいっていう気持ちもあるんだと思うんですけど、そういうところにもすごく愛を感じます。


先輩との距離感、甘え方
北川:そういう先輩方との距離感の掴み方、すごくお上手だなって思ってて。デビアンさんのYouTubeとかオフショットもよく見てるんですけど、髪の毛やってもらってたりとか、甘えてる姿をよく見かけて。私、年上の方との距離を縮めるのがすごく苦手なタイプなので、見ててすごいなって思います。
矢吹:実は、私もどちらかっていうと苦手な方で、プライベートのお友達も年下の子が多くて、年上の方とあんまり関わることがなかったんです。グループ活動で初めてちゃんと先輩方と関わるようになりました。でも私、今グループの中でも一番下の代で歴も一番短いので、甘えやすいっていうのもあります。あと、もともと親に頼ってきた性格で、人にすごく甘えちゃうんです。髪の毛も自分でできるようになりたくて頑張ってはいるんですけど、まだできない形が多くて。ライブ数も多いので、ファンの方にもいろんな私を見てもらいたくて、先輩方が空いてそうなときに「これやりたいんです、やってくれますか」ってお願いしてます。
北川:可愛い……!
矢吹:「甘えるな」ってよく言われます(笑)。
北川:見たことあります、その可愛いお顔で「甘えるな」って言われてるの(笑)。
矢吹:本当にいつも言われてます。でもなんだかんだやってくれて優しいです。
北川:私も一番グループで下でしたし、同期と同じタイミングで入ったので、みんなに甘えてました。髪型も自分でできないから甘えて、親にも甘えるタイプで。本当に似てますね……!


感情表現と、ステージの上での自分
北川:可愛らしい一面がある一方で、寧々さんってあんまり感情を出さないタイプなのかなとも思ってて。悲しいこととかあってもあんまり出さない印象があるんですけど。
矢吹:そうなりたいんですけど、全部顔に出ちゃいます(笑)。言葉には出さないんですけど、涙は出ちゃいます。
北川:同じです!言おうと思ったら涙出て言えないみたいなこと、よくあります。ステージの上でもそうですか?
矢吹:ステージの上では、やっぱり自信のなさがどうしても出ちゃうことがよくあって。最近はちょっとずつ褒められるようになって自信もついてきて、ライブを楽しむっていうことができるようになったんですけど、「こんなに練習したのになんでできないんだろう」ってなっちゃって。歌がすごく苦手でボイトレも増やして通わせてもらってるんですけど、レッスンのときにはできても、ライブになるとどうしても前のできない自分のまま立っちゃう気がして、毎回歌った後に泣いちゃいます。毎回ライブ映像を見返して、聞きたくないって思いながらも反省してます。
北川:私が見てる限りだと、いつも凛としてて堂々としてる印象があって。私は逆に感情が全部出ちゃうタイプで、声にも顔にも出ちゃうので、よく「抑えて」って言われる方なんですけど、寧々さんが意識してることがあったら知りたいです。
矢吹:これは解決策にはなってないかもしれないんですけど、私、特に最初の頃とかは思いっきり顔に出ちゃってたみたいで、ファンの方に「顔ひきつってたよ」ってよく言われてたんですよ、本当に(笑)。緊張してるけど楽しんでるつもりでも、やっぱり緊張が顔に出てたり声が震えちゃってたりして。最初は本当にできない状態でみんなの前に立ってたので、成長過程を追ってくださってるファンの方も多くて。ちょっとできるようになったら褒めてくれるし、久しぶりの大舞台で緊張してる姿が見れて「あの頃の姿が見れて嬉しかったよ」って言ってくださる方もいて。緊張してる姿も愛してくれてるから、その自分でいこうって感じになれました。全部受け入れてくれてるから、安心してやってます。
北川:全部自分を受け入れてくれるからこそ、堂々とできてるんですね。
矢吹:そうなんです。逆に「変なところで緊張しない」ともよく言われます。前にFNS歌謡祭の出演をかけたショーレースに出たときは、全く緊張しなくて。先輩方が作り上げてきたものとか、一緒に加入した同期のめいさちゃんのすごく素敵なパフォーマンスに自信があると思ってたので、皆さんのことを信頼してるからこそ、自分がめちゃくちゃ大きなミスをしない限り絶対勝てるって思えて、そこはすごく自信があったので緊張しなかったです。逆に、普段来てくださってる方に向けた主催公演とか定期公演のときの方が、めちゃくちゃ緊張しちゃいます。
北川:不思議な感じ……!あ、それでもFNS歌謡祭の時は流石に緊張したんじゃないですか?
矢吹:FNSの本番も、さすがにちょっと緊張しましたけど、夢のような感覚で、気づいたら終わってたみたいな感じでした。
北川:私、見てて本当にパフォーマンスもすごいなと思いましたし、しかも寧々ちゃんが可愛すぎて。今日お会いしたときにも言ったんですけど、お顔が本当に大好きで。今回の企画でも、その人柄もお顔も、少しでも私のファンの方に広まってほしいなって思ってます。FNSっていう地上波で、しかもネットニュースにもなってたのをお見かけして、それも嬉しくてメンバーにも報告しました。
矢吹:ありがとうございます……!


ファンを見つめる表情、SNSでの見せ方
北川:ステージの上でも輝いてるなあっていつも見てるんですけど、特に好きなのが、寧々さんがファンの方を眺めてる顔なんです。実際にライブを見てもそうですし、デビアンさんのSNSに上がる推しカメラの映像を見ても、すごく綺麗な、幸せそうな顔でファンの方を見つめてて。そういう見せ方だったり、個人のSNSの魅せ方って研究したりしますか?
矢吹:ライブに関しては、いろんなアイドルさんのライブ映像を見てます。デビアンって撮影NGなんですけど、他のアイドルさんは撮影OKだったりするので、そういうのを見て「こういうフリの動き素敵だな」とか「こういう表情素敵だな」っていうので研究したりしてます。あとは、緊張しいなのもあるんですけど、普段応援してくださってるファンの方を見ると、すごく安心して。そういうファンの方を見てるときの顔が一番自然体でニコニコしてるっていうことに、自分の推しカメラの映像とか見て気づいて。緊張して空間を見つめるんじゃなくて、ファンの人一人ひとりを見ていこうって思って。それからは結構、ファンの人と目を合わせることをすごく意識してるかもしれないです。
北川:素敵……!表情を見てても伝わってきますし、ファンの方が大好きっていう気持ちが強いんだなって、今すごく思いました。
矢吹:本当にそういうことが多くて、全部受け止めてくれるので。完璧で弱い部分を見せないアイドルさんもいて、そういう方もすごくかっこいいなって思うんですけど、やっぱり私はそれができないので、自然体な自分も好きになってもらいたいなと思って、全部の感情を出してます。
北川:確かに、私も結構感情が出るタイプで、先日の北海道でのライブでも2ステージともステージで泣いちゃって。本当に出ちゃうタイプなので、ちょっと似たようなものを感じます。


一人の時間の過ごし方
北川:他にも似てるなって思った部分があって、配信で寧々ちゃんが「一人でイヤホンつけて自分の世界に入るのが好き」みたいなお話をされてたのを聞いて。私もずっとファンの人に言い続けてたことだったので、この配信見たときに「え!同じ!」って思ったんです。似てるなって思うので、そういう、音楽聴いてるときとか一人でいるときにどういうこと考えてるのかなって知りたいです。
矢吹:私は結構いろんな系統の音楽を聴くんですけど、どちらかというとゆったりした音楽とかが好きで。そういうのを聴いて、その日悔しかったこと、辛かったことみたいなのを紛らわせるっていうか、音楽聴いて考え事を逆にしないみたいな感じ、よくあります。音楽ほんと好きで、寝る前とか聴いてます。遠征先とかは特に寝れなかったりすることもあって、そういうときは音楽聴いて寝たりしてます。
北川:ゆったり系が落ち着くみたいな感じですか?
矢吹:そうですね、歌詞とかが結構刺さったりします。
北川:自分たちの曲って聴きますか?
矢吹:めっちゃ聴きます!でもこれ、ボイトレの先生に「やめなさい」って言われたこともあって。私、最近まで「デビアンのこと考えてない時間がダメだ」って思っちゃってて、休みの日もずっと「練習しなきゃ」とか「音楽聴いて覚えなきゃ」とか、そういうのが強くて、ずっとデビアンの音楽しか聴かない期間が長かったんです。それを先生に言ったら、「違う音楽も聴いてリフレッシュする時間も大事だし、そういう違う音楽を聴くことによって新しい歌い方の発見とか表現とかが見つかっていくから、いろんなのに触れた方がいいよ」って言われて。それから最近は、お仕事に行くときの電車は絶対デビアンの曲を聴く、でも帰りの電車は違う曲を聴くっていうふうに分けてやってます。
北川:すご……!そういうの考えたことなかったから、寧々ちゃんめっちゃ真面目で、すごい本当に努力家だなって、このインタビューでめっちゃ分かりました。これからもっとご一緒したいですし、デビアンさんともっと一緒に共演できるように頑張ります!

もしもトーク
北川:また会えたらいいなって思うんですけど、なんか最後に「もしもトーク」を!寧々ちゃんとは今日一緒にいて、すごく似てるなって思う部分もあるし、黒とピンク好きで一緒だし、なんか食の好みも今日似てて。だからちょっともっと仲良くなったら楽しくなれるんじゃないかなと思ってて。是非ちょっとご飯とかに行ってみたいです。私、まだアイドルのお友達とご飯行ったこと、遊びに行ったことがなくて。
矢吹:行ってみたいです!
北川:食べるとしたら何にします?
矢吹:さっきお話ししてて、甘い系よりしょっぱいとか、がっつり食べるのが好きって聞いたので、そういうの行きたいです。
北川:お寿司好きって、回転寿司食べます?
矢吹:回転寿司大好きです!
北川:何皿くらい行きます?
矢吹:回転寿司、意外と入らなくて(笑)。うーんと、感覚がおかしいのかもしれないんですけど、8皿とか、女の子の平均くらいかな。
北川:私、割ともっと倍くらい食べちゃいます(笑)。
矢吹:えー嬉しい!いっぱい食べる女の子好きで(笑)自分もいっぱい食べるんです!
北川:じゃあ行きましょう!これから仲良くなれたら嬉しいです。
矢吹:嬉しいです!
北川:今日は一日、撮影とインタビュー、ありがとうございました!
矢吹:ありがとうございました!
【ライブ情報】

『AsIs 2nd TOUR 2026 ただ、きみが好き』TOUR FINAL東京公演
日時:2026年9月9日
会場:Zepp DiverCity(TOKYO)
開場18:00/開演19:00 チケット
購入:https://ticketdive.com/event/2nd_tokyo0909
【ライブ情報】

全編生演奏ライブ「#でび夏 霞演奏会2026」
日程:2026年9月26日(土)
会場:品川プリンスホテル ステラボール
時間:OPEN16:30 START17:30
アリーナ後方リフト可能エリア設置
チケット:https://eplus.jp/devilanthem/
【ライブ情報】

Devil ANTHEM. 12th Anniversary TOUR 2026 FINAL ONE MAN LIVE
Winter Mirage of Sonic
日程:2027年1月11日(月祝)
会場: 幕張メッセ 幕張イベントホール
時間:OPEN16:30 / START17:30
チケット:https://l-tike.com/devilanthem/
【marche販売情報】
.yell Magazine連載企画・AsIs北川姫子の、魅力に「ピント」vol.2の連載開始を記念した、marche限定デジタルフォトの販売が決定。
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【SNS情報】
AsIs :北川姫子
公式X:@AsIs_OFC
Devil ANTHEM.:矢吹寧々
公式X:@devilanthem
