【INTERVIEW】元虹コンメンバー 大和明桜ALLプロデュース虹コンソロZINE発売!ジェネリック社会人の新生活とは

――本日はよろしくお願いします。3月に虹のコンキスタドールを卒業されて、もう7月ということであっという間だったかと思います。率直に今の心境はいかがですか。
大和 明桜(以下、大和):卒業してから4月にディアステージのスタッフとしてスタートしたんですけど、それと同時にTikTokで「アーオ@ジェネリック社会人」というアカウントを始めて、毎日自分が何をしたかをVlog的に上げるようにしているんです。それもあって、ファンの方から社会人としての自分を応援してもらえたり、逆に業界の裏方の方からも応援してもらえるようになったのは嬉しいですね。
ただ最近は、正直「大変だな」と感じることが増えてきました。最初のうちは全部が新しいことだったので楽しかったんですけど、だんだん忙しさに追われるようになってきましたね。
――アイドルとして活動していた頃と、社会人として働く今とで、大変さの種類は違いますか。
大和:どちらも大変なんですけど、社会人になってからは「締め切りに追われる」という感覚がすごく増えましたね。「よし、今日はもう退勤できる」と思った瞬間に、まとめて10個くらい仕事が振ってくることがあって、そのたびにバタバタしています(笑)。
今は主に担当グループのSNS周りを担当していて、マネージャーから「これをやってほしい」と言われたことをこなしていく形です。お客さんも増えてきているグループなので、SNS運用には結構責任を感じていて、あたふたすることも多いんですけど、少しずつマネジメントの大事な部分も任せてもらえるように頑張りたいです。

――卒業されてから、生活面で変わったことはありますか。
大和:アイドル時代以上に疲れるようになって、帰ってお風呂に入るのがしんどくなりました(笑)。いわゆる「風呂キャン」をしたくなってしまうこともあります(笑)。
メンバーが優先なので、休みたいときに休む、座りたいときに座る、ということが簡単にはできなくなりました。そこは結構「修行だな」と思う部分です。まだ入社1年目なので、メンバー優先である以上、自分がいつどこで座っていいのかも正直まだ分からなくて、基本的には立っていることが多いです。
虹コン時代は年数を重ねて先輩の立場だったので、正直あまり気にしていなかったことも、今は逆の立場になって意識するようになりました。周りに気を遣ってばかりになってしまうこともあって。社会人としてのマナーは、会社によって誰かがきっちり教えてくれる場合もあると思うんですけど、私の場合はあまり細かく言われることがなくて、周りを見て自分から学んでいかなきゃいけないことも多いです。
――ディアステージに入ってみて、社内の雰囲気はいかがですか。
大和:ディアステージの社員の方は年齢が近い方も多くて、思っていたより早く打ち解けられました。最初は私が虹コンをやっていたこともあって、周りも結構気を遣ってくれていたみたいなんですけど、最近はそうした気遣いもなくなってきて、自然な距離感になってきたと思います。特に仲がいいのは、ChumTotoのマネージャーの方です。実は虹コン時代にマネージャーをしてくれていた方で、仲良くさせてもらっています。当時から仲が良かったんですけど、今は同僚という関係になったので、そういう意味でも心強いです。

――虹コン卒業から時間が経って、当時を振り返る機会はありますか。
大和:正直、卒業する時にやり切った感覚があって、未練みたいなものはあまりないんです。今年の虹コンの夏の楽曲もすごく楽しみにしていますし、先日は夏フェスで虹コンのステージを外から見る機会があったんですけど、思わず真顔になってしまうくらい見入ってしまいました。この間まで一緒に踊っていたので、「いまギアが上がったな」とか感じていましたね。
自分がいない虹コンをちゃんと見たのは、この3ヶ月で実はそれが初めてで。周年ライブは見に行けなかったので、「超NATSUZOME2026」が最初の機会でした。客席側から見るのは本当に新鮮で、改めて虹コンの良さを実感できたのは良かったです。
――新しい立場から見て、感じたことはありますか。
大和:楽しむというより、人生の半分以上を虹コンで過ごしてきたので、マネージャーという立場じゃなくても、自分だからこそ気づける目線で協力できる部分はあると思っていて。これからも何かサポートできることがあればしていきたいなと思っています。

――ありがとうございます。ここからは、今回大和さんがプロデュースを担当された、虹コンメンバーのソロZINE「えっとね そのね」について伺えればと思います。まず全体のコンセプトを教えてください。
大和:コンセプトとしては、「近いようで遠い」という感覚を表現したくて。衣装は全部で3着用意していて、1着は全員共通でブルーとシルバーを合わせた、夏らしくてアイドルらしいスタイルにしました。残りの2着は、メンバーそれぞれに合わせた衣装にしています。
プライベートも知る仲間だった自分だからこそ、なるべくその子らしいリアリティに近づけられるように意識しました。
――具体的に、最初にリリースされるメンバーから伺ってもいいですか。
大和:最初は尾林結花なんですけど、彼女は「同級生にいたらいいな」と思ってもらえるような、ちょっとドキドキする雰囲気を出したくて、白いワイシャツで学校っぽいスタイリングにしました。カメラマンさんにもフィルターを通して撮ってもらって、リアルなようでリアルじゃない、青春ラブコメみたいな雰囲気を意識しています。
――一宮ゆいさんはいかがですか。
大和:一宮は、キュルキュルしていて何を考えているか分からない、というイメージを持たれがちだと思うんですけど、今回はあえて海外ギャルっぽいスタイリングにして、スカーフやサングラスを合わせてもらいました。それがすごく似合っていて、正直自分でも驚きました。青い衣装の方では普段の可愛さも出しつつ、それ以外はギャルっぽさというか、面白みのある一面を意識してもらって。一宮って実は虹コンの中でもかなり面白い子で、そういうところをファンの方に見せたいと思っていました。
撮影中に本人も「私って美人系なんだよな」なんて話していて、すごく面白かったです(笑)。普段は可愛い系のアイドルとして見られがちなので、そういう自己認識が出てくること自体が新鮮で、彼女の魅力をうまく引き出してあげられたかなと感じています。

――その他で注目してほしいメンバーはいますか?
大和:もちろんみんな注目してほしいんですけど、あえて挙げるなら隈本と八木ですね。
隈本は着ぐるみを着てもらったんです。いろいろイメージを探している中で、「着ぐるみの中がイケメンだったら」というアイデアが浮かんで、絶対にやってほしいとお願いしました。スタイリストさんにも着ぐるみを用意してもらって、聞くところから始めたんですけど、まさかの展開で、奇跡的に実現しました。脱いだ後のさわやかさとのギャップも狙っています。
今回意識したのは、いわゆる「イケメン」ではなく「かっこいい女」を見せることで。撮影中も「隈本、女の顔でお願いします」とお願いしていました。女の子をイケメンらしくスタイリングするときって、どうしても「かっこよく、かっこよく」としがちだと思うんですけど、今回はそこを狙いすぎないようにして。男性ファンの方も多いメンバーなので、性別を問わずかっこよさが伝わるように、イケメンにも美人にもどちらとも取れるバランスにこだわった部分です。
八木は普段、髪型など派手にしたがるタイプなんですけど、今回は全体的に控えめにまとめてもらって。大人っぽい方も似合うとずっと思っていたので、かっこいい大人の女性という方向でお願いしました。八木は表情の作り方の引き出しがすごく多くて、表現力も本当にあるメンバーなので、モデルの仕事なども今後やってほしいと思うくらい、撮影を見ていて感じました。

――撮影を進める中で、大変だったことはありますか。
大和:タイムスケジュールを組むことですね。私、詰め込みすぎてしまう癖があって、いけると思って全部予定を押していったら、そのまま全部後ろにずれ込んでいってしまって。頭の中が本当に整理できなくなってしまって、大変なことになっていました(笑)。タイムスケジュールだけじゃなくて、衣装のイメージ、撮影のイメージ、メイクのイメージ、写真をどう仕上げていくかというのを、12人分同時に考えていかないといけないので、そもそもそれが自分の仕事だと思えないくらい大変でした。
もともとは、入社して間もないときにこのZINEを作る話があって、冗談半分で「私に任せてもらえたら、可愛くプロデュースできそうです」って言ったのがきっかけで。それをネタで言ったつもりだったんですけど、その2週間後くらいに、本当に「お願いします」って任せてもらえることになったんです。最初にできそうと言っていた時と、実際にやってみたときの重みは全然違いました。
――どなたかに教わりながら進めた部分もあるんでしょうか。
大和:もふくさん(でんぱ組や虹コンのプロデューサー)に、最初にどんな衣装にするかを考えるところから、そのためのツールの使い方まで教えてもらいました。「ここから見て、こう考えるんだよ」って一つひとつ教えてもらって。スタイリストさんも今回4人体制で、メンバーによって担当を変えたり、カメラマンさんも絵によって変えたりしたので、そのあたりも本当に勉強になりました。
もふくさんの偉大さに、入社してから気づかされてばかりです。実際にもふくさんが担当する現場にも行ったり、打ち合わせにも参加させてもらったりしているのですが、全てが自分への刺激になっています。もふくさんから直接お仕事を学べるのは本当に恵まれた環境だと思っているので、少しでも多く吸収して自分も成長していけるよう頑張りたいです。
そんな中で、卒業前から「あおちゃんは私のかばんもちとして、社会人修行させるから」と言われていたんですけど、かばんもちを飛び越えて、1本目からプロデュースを任せていただけました。

――ZINE全体を通して、伝えたかったことはありますか。
大和:今の虹コンのメンバーを知ってもらいたい、という思いが一番強いです。「今の虹コン、誰がいるのか分からない」と言われることが結構多くて。昔からいるメンバーも多いグループなので、それは仕方ない部分もあるんですけど、今回のZINEでは、メンバーそれぞれの色をなるべく分かりやすく出すことを意識しました。
この夏で初めて虹コンを知る方もいると思っていて。新しい方にも、昔から好きだった方にも、改めて今のメンバーを知ってもらえたら嬉しいです。SNSきっかけで知ってくれた方が、そのままファンになってくれるようなきっかけになったらいいなと思っています。
――最後に、今後の展望を教えてください。
大和:今は社会人として日々学びながら、来年5月を目標に新しいグループを立ち上げたいと思っています。周りからは「今年中かな?来年かな?」って予想されていることも多いんですけど、目標は来年の5月です。可愛い子は本当に毎日探しているので、もし「この子いいな」という方がいたら、ぜひ教えてほしいです!(笑)
新グループに向けて日々奔走しつつ、タレントとしての活動も並行して続けていくので、そちらも見ていただきつつ、プロデューサーとして将来的にはテレビに出るような形にもなれたらいいなと思っています。可愛い子をたくさん見つけて、ディアステージを盛り上げられるように、これからも頑張っていきます。

卒業からまだ3ヶ月というタイミングで、すでに社会人として新しい挑戦に踏み出している大和さん。取材を通して、アイドルとして積み重ねてきた経験が、新しい立場でもしっかりと生きていることが伝わってきた。今回のZINEは、そんな大和さんが「今の虹コン」をどう見せたいかを詰め込んだ第一歩でもある。メンバー一人ひとりの新しい表情を引き出したこの一冊が、これからの虹コンを知るきっかけになることを楽しみにしたい。そして、大和さん自身のこれからの活躍にも、引き続き注目していきたい。

「えっとねそのね」各メンバー別 発売スケジュール
一宮ゆい & 尾林結花
・デジタル版:7月15日(水)
・ZINE物理版:7月19日(日)
的場華鈴 & 前嶋杏乃
・デジタル版:7月22日(水)
・ZINE物理版:7月26日(日)
八木遥叶 & 伊藤舞依
・デジタル版:7月29日(水)
・ZINE物理版:8月2日(日)
石浜芽衣 & 隈本茉莉奈
・デジタル版:8月5日(水)
・ZINE物理版:8月9日(日)
都月しより & 青山詩
・デジタル版:8月12日(水)
・ZINE物理版:8月16日(日)
栗原舞優 & 川端優
・デジタル版:8月19日(水)
・ZINE物理版:8月23日(日)
インターネットサイン会
前半:8月7日(金)
参加メンバー: 一宮ゆい・尾林結花・的場華鈴・前嶋杏乃・八木遥叶・伊藤舞依後半
後半:8月25日(火)
参加メンバー: 石浜芽衣・隈本茉莉奈・都月しより・青山詩・栗原舞優・川端優