【REPORT】RePLAY全曲披露 単独公演『FLOOD』
RePLAYの全曲披露単独公演『FLOOD』がSHIBUYA DIVEで開催された。6月から展開してきた大型キャンペーン「RE:SUMMER 2026」の直近最大の目玉ライブと位置づけられる本公演。RePLAYは初期のころから「Addiction(中毒)」「DROWNER(溺れる人)」など、タイトルにコンセプトを込めてきたグループ。今回掲げられた『FLOOD(洪水)』というタイトルに見合うだけの大きな流れを見せてくれるのか、ファンも心待ちにしていた。
怒涛の幕開け
「SONiC」はEMMAの歌い出しでスタート。開演直後から客席のコールも多めに入り、勢いのある幕開けとなった。曲中のCメロはKONOYOのパートで深みのある歌唱を聴かせた。ファンの間ではMIX(コール)曲として親しまれている一曲でもあり、セットリストの終盤を締めくくる盛り上げ曲として使われることも多い一曲だが、この日はあえて1曲目に据えられ、開演直後から客席とともに一気に熱量を上げていくような幕開けとなった。
続く「Virtual Dessert」は、早速EMMAのラップパートが披露され、サビの高音部分ではメンバーの歌唱力の高さが伝わる仕上がりに。HARUKAとEMMAによる力強い落ちサビを経て全員でのラストサビへとつながる構成で楽曲全体に立体感が生まれているのが印象的であった。


「Turntable」は赤と青のライトが交錯する演出のもと、ファンと共にクラップを重ねて会場を盛り上げた。まだ新しい楽曲ながら現場で定着しつつあり、フロアの一体感の良さでファンからも人気の「CLOUD」を挟み、ピンク系のライトの中、少しポップなサウンドが印象的「メロモワ」では、EMMAの歌い出しからKONOYOへとつながる流れがポップな中にもRePLAYらしい深みを与える演出が炸裂。
続く「ENDLESS U」はライトが黄色系からサビ前に白系へと切り替わる演出で、電子的なドラムサウンドを軸にしながらもどこか爽やかさのある曲調。サビではメンバーと客席が手を振り合う場面も見られた。前半の締めくくりとなる「Aero」は歌唱後の「みんなで飛ぶよ!」のかけ声で客席も一斉にジャンプ。前半戦から大きな熱狂を呼び込み、最初のブロックを締めくくった。

楽曲で届ける、RePLAYの表現力の幅広さ
「Aero」のあとには本編初のMCは、メンバー紹介のみの短いMCで、すぐに次の曲へと進んだ。ここまで多くの楽曲を披露してきた中でも小休止を挟まず、すぐにパフォーマンスへ戻る姿に、怒涛の曲数でいまのRePLAYを届けるという強い姿勢を感じる。
続く「FULL DIVE」は暗がりの中、深い青のライトで幕を開ける一曲。サビのEMMAパートでは、するどく点滅するバックライトの演出が加わった。「Hyper Star」はメンバーのかけ声にファンが合わせて楽しげに跳ねる一曲で、アイドルらしい雰囲気からRePLAYの楽曲の幅を感じさせた。


「UNDERGROUND」ではメンバーがステージ前方まで出てきて、これまでよりも強く訴えかけるようなパフォーマンスを見せ、続く「WAVER WAVER」は煽りの多い一曲。ファンと声を重ねるシンガロング曲となっており、フロアを揺らす一体感で会場を支配した。RePLAY結成初期に作られ、グループが目指す姿への思いが込められているという「Signal Revenge」を経て、「STILL VIBE」は現場で人気のダンソンコールが見どころのナンバーへ。ライブは後半戦へ向けてさらにペースアップしていった。
新曲「shape of」披露とラストスパート
新曲「shape of」につながる場面では、「みんな予習してきてくれたかな?」とメンバーから客席へ呼びかける一言があった。作詞を手掛けた浅日氏は別の場で「(オーディションという新体制への期待もある中で)今の4人に思いを込めて」作った楽曲だと明かしており、EMMAのラップパートは段階的に難易度を上げているなど、挑戦的な面も抱えた一曲となっている。レコーディングでは苦戦する場面もあったとされ、一筋縄ではいかない難曲に挑んだ過程がうかがえる。RE:SUMMER 2026の重要な通過点として位置づけられる新曲だけに、この日の初披露にはひときわ気合いの入った様子が感じられた。ライブの熱狂が魅力のRePLAYだが、事前に曲の位置づけや込められた想いが語られていたこともあり、この日の初披露にはどこかファンも聴き入るような雰囲気があった。


続く「POP RIDER」は、これまでの影を感じるかっこよさが特徴の楽曲などと比べてなじみやすく、ファンと一緒に楽しむクラブのような雰囲気の一曲で、間奏の演出全体にもこだわりが感じられた。SONiCと並んで盛り上げ曲として人気の「BLUE PHANTOM」ではメンバーの煽りにファンが拳を突き上げて応える場面もあり、ファンも全力で、ラストスパートへ向けて出し切ってほしいという空気が会場に広がった。そしてラストソングは原点とも言える「Addiction」。間奏では、この日の全曲披露単独公演に足を運び共に時間を過ごしてくれたファンへの感謝が伝えられた。
「SONiC」に始まり「Addiction」で締めくくる本編の構成は、初めての大きな挑戦となったハーフアニバーサリーワンマン『DROWNER』(2025.9.19)を思わせる流れ。あれから約1年、次なる挑戦として2026年9月7日にWWWXでのワンマンライブが控えており、この日の『FLOOD』はその挑戦へ向かう夏の幕開けを感じさせるライブとなった。

TEXT:松本新之介(.yel linc.)

RePLAY ONE MAN LIVE『BLUEPRINT』
9/7(月) SHIBUYA WWW X
OPEN 18:00 / START 18:45 チケット料金
VIP ¥30,000 / S ¥13,000 / A ¥3,000 / B ¥1,000
(※入場時 各+1D)入場特典
- VIP:VIP限定エリア、8pt、開場前挨拶、サイン入りワンマンTシャツ、ファストパス5枚、限定ステッカー、当日定点映像プレゼント、ワンマンオフ会参加権利(参加費用別途必要)
- S:前方エリア、5pt、ファストパス3枚、限定ステッカー、当日定点映像プレゼント、ワンマンオフ会参加権利(参加費用別途必要)
- A:3pt、限定ステッカー
- B:1pt
※全チケット共通:当日限定写メ券1枚チケット販売期間
VIP(抽選)
応募期間:7/24 21:00〜7/31 23:59
抽選発表:8/1 12:00頃 先着販売
- Sチケット:8/1 21:00〜9/6 23:59
- Aチケット:8/1 21:30〜9/6 23:59
- Bチケット:8/1 22:00〜9/6 23:59
販売サイト
https://tiget.net/events/509339
セットリスト
M1. SONiC
M2. Virtual Dessert
M3. Turntable
M4. CLOUD
M5. メロモワ
M6. ENDLESS U
M7. Aero
M8. FULL DIVE
M9. Hyper Star
M10. UNDERGROUND
M11. WAVER WAVER
M12. Signal Revenge
M13. STILL VIBE
M14. shape of ★新曲
M15. POP RIDER
M16. BLUE PHANTOM
M17. Addiction