Idol

「どんな限界だって越えていける」RASCAL CLANと観客たちがライブを通して強く心を結び合った2ndワンマン公演!

dot yell編集部
スポンサーリンク

 6月26日(日)、代官山UNITでRASCAL CLANの二度目となるワンマン公演「RASCAL CLAN 2nd ONE MAN LIVE」が行なわれた。彼女たちは前回、サンリオピューロランドを舞台にした夢あふれる空間の中で熱いパフォーマンスを見せていた。今回は、観客たちとガチンコでの勝負。果たして、どんな公演になったのか、その日の模様をここに紹介したい。


 流れだしたSEの音色が、会場に足を運んだ人たちを現実から遠ざけ、異なる次元へと連れ出してゆく。その音色へ導かれるように2人1組になったメンバーたちが華麗なダンスを踊りながら舞台へ姿を現した。高鳴るビート。その音色が躍動するのを合図に、メンバー全員で舞台の上を目一杯使いながら華やかなダンスを描きだした。


  一瞬のブレイク。陽向にとりの「みなさん準備はいいですか、2ndワンマンいくぞー!!」の声を合図に『ゼツ』がスタート。7人のメンバーと色とりどりのペンライトを手にした観客たちが、一斉に飛び跳ねだした。7人は言葉の弾丸をぶち込むように、躍動する楽曲の上で早口で歌をまくしたてる。彼女らの熱く煽るような歌声に刺激を受けた観客たちも、気持ち騒ぐまま、高く手を振り上げ、一緒に会場へ熱を作り上げてゆく。メンバーらと同じ振りを真似ながら楽しむ姿も含め、早くも一体化した様がここには生まれていた。


  「一緒にバチバチ戦っていきましょう」と煽る高梨莉子の言葉に続いて歌ったのが、『クロスファイア』。8bitゲーム的な音色も組み込んだチップチューンの上で、メンバーらが愛らしい表情や声で観客たちを煽りだす。曲の表情はポップに変わろうと、熱狂の中へ飛び込んでこいと誘い込む姿勢に、オラオラ可愛いライブパフォーマンスを魅力にしているRASCAL CLANらしさを実感。可愛い声でオラオラと煽る関根紬の姿も、胸キュンだ。


 自己紹介に続いて、次のブロックへ。超絶爆裂はちゃめちゃポップチューン『ずきゅんvsきゅぴるん=進め!』の登場だ。カラフルに弾けた楽曲に乗せ、メンバーらはハートをキュンキュンにときめかせた姿ではしゃいでいた。歌詞の一節ではないが、「笑ってはっちゃけた」姿も、RASCAL CLANにとても似合う。


 メンバー一人一人が歌をリレーしながら、愛らしい笑顔で乙女の心模様を告白するように歌った『ユーアンドミー』は、ラブリーなメロキュンソング。想いを伝えるように歌うメンバー一人一人の表情を見つめるたびに心ときめくのは、7人が甘い表情と声で歌いかけてきたから?!続く『春より青い夏』でも彼女たちは、艶やかに跳ねた音の上で-、淡い想いを言葉にして届けてきた。恋に揺れる乙女な心模様を、7人は気持ち真っ直ぐに伝えてきた。だから、その姿をしっかり心へ焼き付けたくて、見逃すまいと追いかけていた。初な乙女たちが、恋の闘争心をメラメラ燃やすように歌唱。続く『ワンフレーズ』で見せた、強気にアプローチしてゆく姿も愛らしい。


 キラキラしたカラフルな音が弾け飛ぶ『ゾンビパフェア・ラ・モード』では、メンバーらがわちゃわちゃ弾ける姿を見せていた。舞台の上で元気に走り回り歌う姿が、とても眩しい。フロアではさすがに走り回れないぶん、メンバーらが飛び跳ねるときは合わせて飛び跳ねるなど、観客たちもわちゃわちゃした世界へ一緒に飛び込んでいた姿も印象的だった。


 MCでは、「お前らー、もっともっと盛り上がっていけんのかー、いえーっ!!」と、必死にイキッた声で煽る一ノ瀬いまりの姿も登場。でも,どこか照れてしまうところも、イキきれない彼女らしさ。


  次のブロックの最初を飾ったキラキラしたファンキーなポップソウルナンバー『Yeppy World』では、可愛らしいメンバーらの煽り声に合わせ、フロア中の人たちがピースサインを返しながら、楽しんでいる気持ちをアピール。メンバーらも、心地好く跳ねる横ノリのリズムに身を預け、大きく手を振りながら気持ちをアゲてゆく。終盤には、メンバーとフロア中の人たちが大きく手を振り合う光景も登場。一体化したこの景色は、ライブだからこそ味わえる最高に心ときめく風景だ。


  続く『SEASONS』は、メンバーらの歌う言葉を耳で追いかけたくなるメロディアスな歌が印象深い楽曲。身体騒ぐ曲も嬉しいが、心が温かさに満たされてゆく歌もRASCAL CLANの大切な魅力。情熱アップチューンの『ミカンセイ』でも、メンバーらの熱情した歌声に気持ちが熱く染め上げられた。曲が進むごと、感情が熱く高ぶりだすのも嬉しい。


  「まだまだ一緒に踊っていきましょう」の声を合図に、RASCAL CLANはスタイリッシュでアーバンな。でも、HIPな刺激も加えたエレクトロでソウルフルなダンスチューン『Show me light』を歌い、観客たちの気持ちをぐんぐんとアゲれば、身体を心地好く揺らしていった。メンバーたちもアグレッテシブなダンスパフォーマンスも交え、輝きの先にある熱狂の世界へと観客たちを連れ出していった。


 これまでの明るい表情から心の色を塗り替えるように、メンバーたちは闇のモードへ気持ちをシフト。舞うような華麗なダンスを見せながら。でも、歌詞に記した言葉のひと言ひと言へ切ない色を塗り込みながら、7人はミドルメロウな『moon』を歌っていた。続く『True Color』でも、閉ざした心へ少しずつ色を差し込むように、7人は七つの声の光で、闇に包まれ見えない気持ちへ色を注ぎ込んでゆく。7人の歌声が、色を失った感情に希望という輝きを与えていく。その輝きで闇を消し去るように、彼女たちは『IRIS』を通し、モノクロの感情へカラフルな色を塗り続けていった。いつしか彼女たちの歌声を、気持ちを希望へと導く救いの歌声のようにも感じていた。

 
7人は、晴れだした気持ちを、もっともっと笑顔に満ちた表情へ変えようとしてゆく。彼女たちは『Alstroemeria』を通して、ネガティブな感情を認めながら。それでも、闇に逃げるのではなく、自分らしさを取り戻し前へ進もうと歌いかける。このブロックを通しRASCAL CLANは、闇へ落ちる心模様を歌いながら、何時だって自分たちは弱い感情に寄り添っていくからという姿を見せてきた。


 ここまでの3つのブロックでは、メンバーの生誕祭ナンバーも数多く組み込みながら届けていたのも、嬉しい見どころになっていた。


 ライブも終盤へ。ここからは、怒濤のアゲ曲を4連投。身体中を沸騰した熱い血が駆けめぐる。エモい感情に染め上げる熱情曲の『SETSUNA IN MY BLOOD』では、気持ち沸き立つままに歌いあげるメンバーたちの姿が見ている側の気持ちも熱く騒がせた。わちゃわちゃ弾けたビートとダンスパフォーマンスをシンクロするように歌った『夜更けRTA』でも、7人はエモーショナルな歌声で見ている人たちの気持ちを鼓舞していった。

 
熱情チップチューン『Phoenix』で彼女たちは、パッションあふれたライブパフォーマンスを披露。未来つかむ強い意志を、パワフルな歌声とパフォーマンスに投影してゆく。関根紬のがなるような絶叫を筆頭に、メンバー一人一人が、熱い血潮滾る想いをぶつけるように歌っていた。続く『アウトサイドボックス』では、メンバーと観客たちが、楽曲に合わせ気持ちを解き放つように一緒に飛び跳ね、無邪気に楽しむ空間をこの会場へ作りあげていった。

 
「ワンマン終わりたくない」と、突然泣きだす関根紬。その姿をなだめるメンバーたち。本編最後にRASCAL CLANは、天高く拳を突き上げ、共に声を張り上げながら『No Border』を歌いだした。自分たちの目の前に立ちはだかる見えない境界線など、メンバーと仲間たちとの繋がり合った気持ちさえあれば乗り越えていける。自分たちが胸に抱いた強い意志があふれ出続ける限りは、どんな状況下だろうと、限界を越えて、その先の景色へ飛び込んでいける。『No Border』は、メンバーたちがRASCAL CLANとして生きる上で胸に掲げた意志を示した宣言歌。最後にこの曲を歌うことで、メンバーらも、観客たちも「どんな限界だって越えていける」「自分たちに境界線などない」という気持ちで心を強く結びあえる、まさに最強の感情高揚歌だ!


 アンコールも、最初からアッパーなテンションで最後まで駆け抜ける姿勢を示そうと『RINNE』からスタート。歌いだしを担う紘仲音羽が涙声だったのも、それだけ気持ちが極まり、高ぶっていたからだ。メンバーたちは、熱情した気持ちをぶつけるように、腕をくるくるまわしながら力強く歌っていた。


 「まだまだ休ませません」と叫ぶ陽向にとりの言葉を合図に、RASCAL CLANはふたたび『ゼツ』を歌唱。メンバーたちが飛び跳ねる姿に合わせ、フロア中の人たちも飛び跳ねれば、オラオラと煽るメンバーたちの超エモい歌声へ熱いクラップを返しながら、互いに興奮を分かち合って…いや、高めあっていた。ガンガンに高ぶる感情。でも、まだまだこんなもんじゃ燃え尽きられないだろうと言わんばかりに、RASCAL CLANはふたたび『クロスファイア』を突きつけ、バチバチに騒ぎ祭る空間を作りあげていった。


 RASCAL CLANが最後に歌ったのが、『ずきゅんvsきゅぴるん=進め!』。本編冒頭3曲と同じ流れをアンコールでも届ける、その小粋な演出か最高だ。むしろ、アッパーなアゲ曲たちで始まったライブを、最後まではちゃめちゃにアゲた感情のままに終えたところが、爆裂きゅるるんでエモいライブを魅力とするRASCAL CLANらしい姿。この熱狂が、まだ見ぬ次のワンマン公演へどんな風に繋がってゆくのか楽しみだ。


PHOTO:真島 洸(Cuon)

TEXT:長澤智典


■セットリスト


『ゼツ』

『クロスファイア』

『ずきゅんvsきゅぴるん=進め!』

『ユーアンドミー』

『春より青い夏』

『ワンフレーズ』

『ゾンビパフェア・ラ・モード』

『Yeppy World』

『SEASONS』

『ミカンセイ』

『Show me light』

『moon』

『True Color』

『IRIS』

『Alstroemeria』

『SETSUNA IN MY BLOOD』

『夜更けRTA』

『Phoenix』

『アウトサイドボックス』

『No Border』

-ENCORE-

『RINNE』

『ゼツ』

『クロスファイア』

『ずきゅんvsきゅぴるん=進め!』

この記事を気に入ったらシェア!